WordPressを構築するため、phpをインストール。
CentOS8のパッケージに入っているphpはサポート切れ間近の7.2なので少しでもサポート期間の長い7.4のcgi版をインストールする。
OSの基本環境と、Apache2.4、Let’sEncryptはインストール済として話を進める。
CentOS8インストールと初期構築
サーバーはさくらインターネットのVPSを利用。 CentOS8のインストール済ゲストOSを選択。 ※試用期間はOP25B対応のため実質外部のsmtpと接続できないので要注意。 さくらインターネットのVPSで構築 ここを参考にお申込みください...
CentOS8にApache2.4インストール
CentOS8にApache2.4インストール
PHP7.4インストール手順
PHP7.4インストール
PHP7.4に関わるアプリケーションをまとめてremiからインストール。
cgi版のphpとは、Apacheのモジュールとして組み込まれていないphpのこと。
詳細は以下サイトなどを確認。
yum -y install --enablerepo=remi,remi-php74 php php-mbstring php-xml php-xmlrpc php-fpm php-gd php-pdo php-pecl-mcrypt php-mysqlnd php-pecl-mysql php74-php-mysqlnd
インストール後、バージョンが7.4であることを確認。
php -v
PHP 7.4.16 (cli) (built: Mar 2 2021 10:35:17) ( NTS )
Copyright (c) The PHP Group
Zend Engine v3.4.0, Copyright (c) Zend Technologies
php-fpmを自動起動設定。
systemctl enable --now php-fpm
設定ファイルにapacheで利用することを記述。
vi /etc/php-fpm.d/www.conf
;以下を追加
listen.owner = apache
listen.group = apache
;以下をコメントアウト
;listen.acl_users = apache,nginx
php-fpmを再起動。Activeになっていることを確認。
systemctl restart php-fpm
systemctl status php-fpm
systemctl restart httpd
PHP7.4動作確認
モジュール版を利用しているかどうかは、phpのスクリプトをWebサーバー上に設置することで確認可能。
今回は例としてhttps://test01.tech-memo.net/info.phpに以下のスクリプトを設置。
ファイル名:info.php
<?php
var_dump( phpinfo() );
?>
対象のファイルにアクセスすると以下のページが表示される。
Server APIのパラメーターにFPM/FastCGIと表示されていればインストール完了と判断。
次に構築する環境
WordPressを構築するためにMariaDBをインストール。
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